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スタンドアップのVのネタバレレビュー・内容・結末

スタンドアップ(2005年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

女性差別問題についての映画はなかなか見たことがなかったし、しかも実話ということで凄く心に染みた。女性差別がある国はまだまだありますもんね。日本かって完全には打ち切れてないですし…。
2人の子供を持つジョージー(シャーリーズ・セロン)は男の人に恵まれてなくて、シングルマザーとなるんだけど、金銭面でも余裕がなくなり仕方なく父が勤めてる炭鉱で働くことになる。でもその時代、炭鉱で働くのは男っていうのが一般的だったため女性が働くのに良いイメージを持たない男の人が多く、女性に対して執拗にセクハラやいじめをするようになる。そこで耐えかねたジョージーは"スタンドアップ"する。世界で初めて"女性へのセクハラ"についての起訴となったそうで…。女性差別について皆が動き出すのはこれごきっかけになったんだなと思うと、凄い勇気ある行動やなと思った。何でも誰かが動かないと始まらないからね。見習わないといけないな。
途中、ジョージーの息子がジョージーの生い立ちが原因でいじめに合い、そのストレスを母にぶつけるというシーンとか、ジョージーに冷たい態度しかとらなかった父が娘の境遇を理解し、訴えに参加するシーンとかボロボロ泣いてしまった。
キャストも良かったと思う。私の大好きなジェレミーさんはまたまた悪い役を演じていましたね。でも演技は輝いていました。流石です!☻相変わらずシャーリーズ・セロンが綺麗。
どんな境遇にいても希望はありますよね。強く生きることが大切ですね!
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