ヴァルーン

我等の生涯の最良の年のヴァルーンのレビュー・感想・評価

我等の生涯の最良の年(1946年製作の映画)
3.8
終戦直後の年のアカデミー賞作品賞、テーマもまさに終戦後の男3人のグランドホテル形式(?)ですごいワクワクしました。
帰還したとはいえ人生のゴールではなく、命を落とすわけではないけども社会的に壁はやはりあります。 戦争中の活動があくまでも人生の通過点だったって現実の重みが感じられました。 なんと言ってもせっかく共に生きて帰れた3人の間でもバチバチが発生したのは辛い…

話の畳み方は素敵すぎでした。

両手義手の方がリアルに義手だったっていうことを後に知り驚いています。 そりゃあこれ以上にないほどの義手の演技になりますね。