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次郎物語のricoのレビュー・感想・評価

次郎物語(1955年製作の映画)
3.3
清水宏だと思うと、こじんまりまとまってるなあといった印象。
清水宏なのに子供も伸びやかさが今ひとつながら、次郎役の子役たち(特にメイン)は棒読みなのにとてもいい。
ドリーしまくっているカメラが清水宏ってかんじ。
日本家屋で囲炉裏端で会話する時のカメラがとてもひいていて、それがとても印象に残った。
ありがちとはいえ、ラストは泣くよねー。
「お母さん」連呼に「風の中の子供」のラストシーンのようだというのをどこかで見かけたけど、あれほどのインパクトではなかった。残念
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