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13日の金曜日/ジェイソンの命日のRのレビュー・感想・評価

3.6
どうせまた同じパターンの繰り返しなんだろ、ちょっとめんどくさいな、と湧き上がる思いを抑えながら見始めた。最初に被害者となるであろう女がなかなかの現代的美女で、クリスタルレイクにてシャワーのために服を脱ぐと、何たるプロポーション! 殺すのmottainai! と思いきや、逆にそれはジェイソンに対する罠で、出てきたジェイソンをいきなり米軍が全力で爆破。バラバラの肉片におなりになりました。検死官が遺体を調べてると、目の前のジェイソンの心臓が突然鼓動をうちはじめ、ギョッとしてたら、がうがう検死官それ食らう。すると、ジェイソンの霊が乗り移り、そのおっさんが殺戮を行っていく。あれ?ジェイソン君は? 憑依してるボディを次々に取っ替え引っ替えしながら、ある一人を狙ってる、それが、ジェイソンと血縁関係のあるジェシカさん。どうやら、ジェイソンがジェイソンボディで復活するには、血縁者の血が必要とのこと。その真実を、なぜかどこからともなく現れた賞金稼ぎのあんちゃんが知ってて、ベラベラ喋ります。その不思議さったらない。ちなみに、乗り移りを行う際、極太なベロ👅を次の被憑依者の口内に突っ込みますので、実質ディープキッス。おっさんからおっさんへ、ディープキッスしながら、進む、ジェイソンの野蛮なソウル。という、13金シリーズのパターンブレイカー的作品でした。これを成功と見るかどうかは人によると思いますが、9作目まで見てる人たち、すなわち熱烈なジェイソンファン(私は除く)にとっては、ブーブー👎ってなりかねぬ内容となってます。だってジェイソンなかなか出てこないんだもん。けど、殺戮シーンはどれも印象的で良いと思う。個人的に一番笑ったのが、ダイナーのおばちゃんの肘鉄による殺し方。最高でしょう。ただ、次々にモブを一撃必殺していってるのに、主人公の若造にだけは、掴んでは放り投げる、掴んでは放り投げる、という優しさを見せ、自分が殺されるの待っているかのようなジェイソン。どうしたの、ジェイソン! ちなみに一個、えっ!!!って衝撃を受けたのが、最初の方に、クリスタルレイクでテント立てて野宿する3人組の若者が出てくるシーン。イケメンひとりと女2人の計3人。うちイケメン君と女の片っぽがカップルなもんで、テントでエッチするからテント使うねーごめんねー、いいよいいよ、私は外で寝るし、やっちゃいなよ、いきなよ、で、テント内部にてとても楽しそうなセックスが展開。テントの外には当然anan声が漏れる、その横で寝ようとするもう一人の女の気持ちとは一体どんなものであろうか。mrmrしないの? mrmrしたから小便しに行ったの? ハネケのピアニストのエリカと同じ原理? それで殺されたの? だからなの? どーなの? てか、そういう状況ではお楽しみに参加させてあげるのがフツーじゃない? 日本だけ? どーなの?
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