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13日の金曜日/ジェイソンの命日のdrumlionのレビュー・感想・評価

3.0
長きに渡り制作された13日の金曜日シリーズ中、最も異彩を放つ作品。

前作でNYデビューしたジェイソン少年だったが、いつの間にやらクリスタルレイクに里帰り。懐かしい故郷でひと仕事しようと思ったら、軍にハメられて爆殺、五体バラバラとなって敢え無くお陀仏。

映画の冒頭でインパクト十分なのだが、その後の奇天烈な展開は本作が13日の金曜日だということを疑いたくなるほどである。

心臓だけとなったジェイソンが次から次へと人間に乗り移り殺人を重ね、復活のため奔走するというのが話の大筋ではあるが、なんだかホラーファンタジーな作風で明らかな違和感がある。

様々な人間に変身していくジェイソンだったが、最終的には珍妙なトカゲのバケモノにまでなっていた。

ボーヒーズ夫人よ、貴方の息子はいったい何者だ?

ちなみにエルム街の悪夢のフレディ(の手)がカメオ出演しており、その後夢の共演を果たしていることからも本作はある意味重要だったのかもしれない。
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