あやしいかげ

Be Cool/ビー・クールのあやしいかげのレビュー・感想・評価

Be Cool/ビー・クール(2005年製作の映画)
2.0
タイトルが振るってる。
確かに観終わったあと
"ビー・クール、落ち着け。俺は大人だぞ…"
と怒りを堪えたので、作り手は視聴者の反応を読んでいたのだろう。
邦題は
「こんな映画にマジになっちゃってどうするの」
でも良かったかも知れない。
トラボルタのいけ好かない部分を抽出し、半煮えで出したような適当な調理具合は、人はどこまでクールでいられるかの試金石に相応しい。
有名ミュージシャンなどを実名で出して、それを口先で転がすトラボルタの姿と来たらもうカッコ…良くない。
"ぼくのかんがえたプロデューサー"感があって寒い。
スティーブン・タイラーに気の利いたお世辞を言ってるトラボルタの姿など、観ていて自分の腕を食いちぎりたくなるほどクールだ。死にてえよ。

トラボルタのある意味もっともトラボルタらしいクソ映画。
あやしいかげ

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