くろきつ

Be Cool/ビー・クールのくろきつのレビュー・感想・評価

Be Cool/ビー・クール(2005年製作の映画)
4.3
映画業界で成功を収めた元闇金の男がある女性シンガーと出会ったことから音楽業界へと飛び込んでいく姿を描いたクライムコメディ。

バリー・ソネンフェルド監督の「ゲットショーティ」の続編とは全く知らずに観始めた。前作を観ていないからなんとも言えないけど久しぶりに映画を観ていて笑った。ここ最近コメディ映画を観てなかったというのもあると思うけどこの映画は本当に面白かった。主演は前作と同様であるジョン・トラボルタ演じるチリ・パーマー。この男の背景には元は闇金で映画業界で成功したというものがある。そのためコネが多かったりする。そんなパーマーを演じたトラボルタ以外にもユマ・サーマンやハーヴェイ・カイテルにヴィンス・ヴォーン。髪の毛のあるドウェイン・ジョンソンが出演していた。特にこのドウェイン・ジョンソンが演じた俳優志望の用心棒がめちゃくちゃ面白い。根は良い奴ってのがいい。ヴィンス・ヴォーンが演じたマネージャーの雑魚感も面白かった。パーマーが見つけた女性シンガーのサクセスストーリーとしても見応えがあった。セドリック・ジ・エンターテイナー率いるギャングも面白かった。後半の展開は音楽はみんなを繋ぐ的な話なのかな笑。
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