ラグナロクの足音

スリーパーズのラグナロクの足音のレビュー・感想・評価

スリーパーズ(1996年製作の映画)
2.5
名優ぞろいのわりに話が単調だなあ。そして主演2人のキャスティングが意味不明。1957年のマンハッタンにて4人組の米イタリア移民の青年たちシェイクス、マイク、トミー、ジョンは、教会に入り浸り悪戯する毎日。ある日路上のホットドック屋をからかってやろうと、店を丸ごとかっぱらおうとする。すると運悪く、移動式型の屋台店は地下鉄を転げ落ち通行人にヒット、重傷を負わせてしまう。結果4人は少年院に送られることになる。冷徹な看守は4人組を虐め、最終的には性的虐待を犯す。数年たち大人になった彼らのうちトミーとジョンはマフィアの悪として偶々いきつけの店で当時の元看守を見つけ、復讐の銃殺をし投獄される。残るシェイクスは新聞記者、マイクは検事なっていた。マイクはトミーとジョンの殺人の担当検事となり、少年院全体に蔓延る性虐待の闇を暴く。そしてジョンとトミーの無罪を認めさせるため、マイクはデニーロ神父を呼びだし、彼は神に背いて嘘の供述を果たし、彼らを解放することに成功する。
アメリカの役所がこの内容を否定している上に、法廷で弁護士がマフィアに操られて動き、法曹関係者に誘導された偽証によって殺人が無罪になったという顛末を看過できなかったNY弁護士会が調査に乗り出した結果、カルカテラの主張は虚偽を含んだ誇大PRだったというのが現在の認識らしいね
ラグナロクの足音

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