【少年院で看守に心の傷を負わされた4人は心の傷を負ったまま釈放され…】
★名台詞
ダニー『The future lay sparkling ahead...and we thought we would know each other forever.』
(未来は光り輝き、友は永遠だと思っていた。)
友情は永遠。だと昔は思っていた。
《ストーリー》△
《演技》〇
《音楽》△
《展開》〇
《笑い》×
《感動》〇
《泣》△
《ハラハラ度》○
★感想
過去に傷を負ったまま、生き抜いてきた4人の若者達の復讐劇。
ロバート・デ・ニーロとブラッド・ピット、ダスティン・ホフマン。そしてケヴィン・ベーコンの有名キャスト4人が演じたこの作品。
弁護側が被害者側で立つのではなく、被告側として立つという極めて異例な法廷。
新しい方法で復讐劇を行うのがまた痛快だった。
正義は時に正義側でなく悪側に付くものもあるのだと思った。
刑務所は看守が暴力や虐待をするというのは良く耳にするが、少年院で暴力や虐待を行うといったことは現にありそうな話である。実体験に基づく実話を元にした小説だからだ。
悪事を働いた少年を矯正させるための少年院なのに、逆に少年を精神的に追い詰める恐怖。そんなの知ったら怖いだろうな。
昔誓い合った友達四人の素敵な巡り会いと、出会いに感動が止まらなくて泣きそうになった。
こんなにも心に残る良い映画はあるんだな。
ロバート・デ・ニーロが良い人過ぎて、適役だった。
