チッコーネ

乱れからくりのチッコーネのレビュー・感想・評価

乱れからくり(1979年製作の映画)
2.7
大野雄二のファンキーな劇伴が唸るサスペンス。
シリアスとコメディが混在する演出の塩梅がいまひとつで、混沌とした印象が勝る。
また住人でさえ迷う樹林が、都内の一邸宅に併存しているという設定は、あまりにも無理があった。
原作有だが、地下洞窟内で展開する謎解きや捕り物は『八つ墓村』を想起させる。
篠ひろ子は美がピークの時期。