抹茶マラカス

SUPER 8/スーパーエイトの抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)
3.2
 わっかりやすく「未知との遭遇」のち「E.T.」と感じました。
 そのせいで、前半描く親子ものとしてのものと後半の宇宙人ものとでもうバラバラ。結果論として後半にここまで子どもたちに無双させるのであれば、大人パートは完全に不要ではないだろうか。あとお母さんの話もただの病死とかでいいし。
 細かい話をすれば、象徴として母親の写真の入ったロケットが持ってかれる、主人公と接したことでエイリアンもまた彼の心を知った、などと象徴としての場面は分かるんだけど、じゃあ前者は横にいる連中のネックレスが気になって仕方ないし、後者はヒロインが連れてかれた時にそうならんのか、とか場面ありきになってる気がする。そもそも殺した奴と連行した奴の区別は何で、連行された彼らは何故生かされていたのだろうか。
 でもあれだな、エル・ファニングが出てる映画見るといっつも言ってる気がするけど、エル・ファニングが近くにいる生活を来世では送ってみたいねぇ…。