主人公の少年は、母親や姉に好かれよう思っているのに、自分の思い通りに行かず特異な行動をとってしまい、余計に家族を困らせてしまう。
ある時、母親と喧嘩になって母親の肩に噛み付いてしまい、ひどく怒られ家出してしてしまう。
ヨットに乗って荒れる海を行くと謎の生き物達がいる島に到着する。
その中で、その島のみんなとうまく行かず暴れるかいじゅうに共感し仲良くなる。
というストーリーだが、子供が一人でヨットで航海したりとか、かいじゅうの着ぐるみ感とかは実写映画だと気にはなってしまう。
そこは絵本のような世界観なので割り切って見れば楽しめる。
ただ、かいじゅうたちの感情や怒りのスイッチが分かりづらい。
みんなが繊細で不器用で情緒不安定。
終わり方は、何か特別なことを期待してしまったが、結果としてものすごいよかった。
原作は未読なので絵本で読んだらかなり面白そう。
