まさやんぬ

かいじゅうたちのいるところのまさやんぬのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭と終盤の暴力的な場面で、ちょっと面食らった。
子どもが抑圧された感情を爆発させる様は、見ていてちょっと辛い。個人的な好みだけれど。

しかし作品の世界はとてもよかった。少年のまわりの大人たちにわかってもらえない様子、少年と怪獣、あるいは怪獣同士の、互いにすれ違ってしまう虚しさがよく表れていた。虚しさや寂しさの中にも相互のつながりも感じさせるから、すごいなぁ。