宇宙から地球に落とされた二人のライバル。
一方は白いマントをはためかせる正義の味方メトロマン。
もう一方は全身青色の悪玉メガマインド。
いつも戦いを繰り広げてはメトロマンの勝利で終わる。
しかしメガマインドの罠にメトロマンが見事にはまり、何と悪のメガマインドが勝利しメトロマンは消滅してしまう。
この物語はいわばここからが見所。
正義と悪で負けるわけがない正義が敗れたとき、悪の存在意義はなくなってしまう。
メガマインドは倒したことで悩んでしまうという珍しさ。
音楽の使い方が非常にテンポが良く前半は快調だが、これに比べると後半はだいぶ落ちる。
というのも普通のヒーローものに成り下がってしまうから。
さらに驚きのアイデアが出てくれば、面白くなっただけに残念だ。
ウィル・フェレルはさすがに馴れているが、ブラッド・ピットの声が意外と効いていて嵌っていた。