ディズニー・ピクサー以外の海外アニメは出来の割に国内では扱いが不遇ですが今作も劇場未公開&ソフト未発売とは思えない良作です。
声優もウィル・フェレル、ベン・スティーラー、ジョナ・ヒル、ブラッド・ピットと豪華なのですがいかんせんパッケージが・・・
スーパーマンを思わせるメトロマンとヴィラン メガマインドがいつもの様にバトルする中、偶然にもメトロマンを倒してしまったヴィラン メガマインドのストーリーです。
ヴィランはヒーローがいてこそ存在できるのにそれを失ってしまったらどうなるのかというストーリーは非常に面白かったです。
与えられた、決められた役割からの脱出や選択というのは近年のディズニーがよくテーマとしていますが10年近く前にやっているのは流石ドリームワークスです。
ドリームワークスアニメーションの最高経営責任者のジェフリー・カッツェンバーグの「ディズニーは子供と大人の子供心に向けて作品を作るが我々は子供の大人心に向けて作品を作る」という言葉にしっくりきます。
「ヒックとドラゴン」や「ガーディアンズ」にしても良作なのに日本では無視されがちな作品が多いですねドリームワークスは。
