幼少時代、青年時代、老年時代がカットバックで並ぶ構成のおかげで、4時間という長さもさほど長くは感じませんでした。老人となったデニーロを呼び出したのが誰なのかという謎の設定もうまく効果を出しています(真相は見え見えですが)。ただ、全体的にはもうちょっと見せ場になるような盛り上がりが欲しかった気もしますが。
運命的な出会いをし、良き好敵手として並び立つロバート・デニーロとジェームズ・ウッズは良い感じです。ジェームズ・ウッズは好きな俳優ですが、デニーロと並び立つとなるとやっぱりちょっと格落ちしてしまうのは残念。本作がデビュー作のジェニファー・コネリーの美少女ぶりには感嘆!