「奇跡」を観る。
是枝監督作品。やはりむずかしい。
今回のまさみは類いまれなるナマ足をもって小学生児童のいたいけなこころを弄ぶ簡単なお仕事でした。
しかしなんと環ちゃんが出ています。
スタイルは今よりもいいけど相変わらず声が汚い環ちゃんです。←けんか売っとるやろう。
あの頃は、どんなことだって信じられた。
どんなに荒唐無稽な願い事も。
どんなに突拍子もない出来事も。
この手に触れるものが真実であり、この目に見えるものだけが世界のすべてだったから。
どんなことだって受け入れた。
願ってやまない、この夢が破れたことさえも。
小さなその手は、この先まだまだたくさんの真実に触れ、そうやって少しずつ世界のかたちを知ってゆく。
それは決してやさしいものばかりではないだろうけれども。
この先にきっとあるだろう明るい未来を、どこまで信じてゆけるだろうか。