マイ・フレンド・フォーエバーの作品情報・感想・評価

「マイ・フレンド・フォーエバー」に投稿された感想・評価

【母親のラストの熱演…人生の一本】
少年と、HIVを抱える少年との命の友情物語。クスっと笑える少年あるある満載で決して暗くない。涙腺崩壊必至、ラストの母親の熱演はもはや伝説。

原題は「The Cure」。25歳で天逝したブラッド・レンフロの13歳時の主演作。他出演に『ジュラシック・パーク』ジョセフ・マッゼロ、『奇蹟の輝き』アナベラ・シオラなど。監督はピーター・ホルトン。

ある日、エリック(ブラッド・レンフロ)の家の隣に引っ越してきたHIV感染者のデクスター(ジョセフ・マッゼロ)。やがてエリックはデクスターと心が通い合い、“彼の治療法を見つける”とデクスターを連れてあてどのない旅に出掛けるが……。

間違いなく自分の人生の一本。思い入れが強すぎて採点できない自己満レビューです。英語を学ぶ為に一本セリフを全部覚えてみようとこの映画を選び、すでに100回以上見てるし、サントラも未だリピート中。と余談はさておき。
◆基本ネタバレしてます◆
まず作品の大部分はエリックとデクスターのひと夏の、でも一生分の友情の物語。HIV患者である事を疎む事なく友となり、いつも一緒に遊んだエリックの大らかでまっすぐな、とてもあたたかい人間性に心があつくなる。同時にこれでもかと言い訳が浮かんでくる(笑)、彼のキャラ設定とそれを見事に演じたレンフロ君に拍手。治療薬を探しに旅立ってしまう突拍子もない、でも映画の核となる展開が違和感なく入ってくる。
そして何と言ってもリンダ(デクスターの母親)がゲイル(エリックの母親)を一喝するラストは、この映画の1番の山。泣きながら胸ぐらを掴み、伏見がちに強く訴える迫真の演技は、何度見ても(その部分だけ再生しても)涙が止まらなくなる。
映画全体としても、結局はHIV患者への理解を示すいじめっ子達や、優しくデクスターを諭す担当医師含め、HIVに対しての深い理解や信念が感じられる。ゲイルを差別や偏見を根強く持つ存在とする事で、よりそれが際立ち、リンダのラストのシーンの重みに繋がっていると思う。
脚本も絶妙。デクスターが旅の途中でエリックに打ち明けた暗闇、すなわち死への恐怖。俺の靴を持って寝ろ、つまり俺はいつでも君のそばにいると伝えたエリック。そしてラストでエリックが棺に靴を入れる伏線回収に、また治療薬を見つけに行こう(これは自分の解釈です)と靴を川に流すエリック。靴を一つの友情のアイコンとして使った、とても心があたたかくなる展開・内容でした。
無駄なシーンもなく、クスリと笑えるシーンも多いので、この類の映画が陥りがちな映画全体の暗さもない。デクスターが綴りの間違いを指摘する事で、オイル塗り役を取り上げられたエリックの顔が忘れられない笑
また今見返してみると、少年あるあるというか笑、この年の子はやるよね、という描写が満載。フィギュアで遊んだり、草で実験を始めたり、ワニのおもちゃでイタズラしたり、、何でも遊びに変えてしまう天才なのがこの年頃。それがいたるところに描かれていて、なんだか少年心をくすぐられる。
ブラッド・レンフロ君の活躍をもっと見たかった。ジョセフ・マッゼロ君やアナベラ・シオラさんの作品を今後もっと見たいと思います。
内気な少年と引っ越してきたエイズ持ちの少年の青春ストーリー

ラストのスニーカーは泣かせにきてる😭

感動するのでみてください
2018/11/4 6:25
2019/4/15 1746
いいね(^ω^)
竜平

竜平の感想・評価

4.5
周りに馴染めない少年エリックと、彼の隣家に引っ越してきたエイズ患者の少年デクスター。二人の出会い、冒険や友情、かけがえのない日々を描く青春的ヒューマンドラマ。
懐かしい記憶を呼び戻してくれる映画である。少年期特有の無垢な言動、いつの間にか仲良くなっていく様、他愛のないイタズラなどなど、どれも本当に微笑ましくて可愛らしい。子供ならではの突飛な発想や行動力というのも、なんだかほっこりしながら見守ってしまう、のは歳のせいなんだろうか。正解や間違い、ではなく自分たちでまず「やってみる」ことが大事だったよなぁなんて。それらを見守るデクスターの母親の姿も素晴らしいなと。
知らないものを恐がったり忌み嫌ったりしてしまうのはよくあることで、この映画でもそんな偏見や差別という描写が少なからずあったりする。エイズの感染に関して、劇中での認識の描写はこの時代ありきのものかも。子供ながらに「死」と向き合っている様には、限りある「生」というものを改めて考えさせられたりもする。切なくもあるけど、でもやっぱり全体通してハートフルなのがこの映画のいいところ。死と隣り合わせな内容の中で、少年たちが人形を使って残酷な遊びしてるのが逆におもしろい、なんというか対比として。
ラストに来る、二人だけが知るエピソードのなんと素晴らしいこと。古き良き映画の代名詞。個人的な感想で締めくくるならば、数少ない「涙なしでは確実に見れない」映画。レビュー400本目記念。
cocomi

cocomiの感想・評価

3.8
いい感じ
momori

momoriの感想・評価

4.8
久々に目が腫れるまで泣いた😭😭

エリックは親友の病気を治したいのに真剣だし、デクスターも自分を傷つけてまでエリックを守ろうとするし、二人の深い友情に心打たれる。

デクスターのお母さんも素敵な人だったな。
ラストも良かった😢

このレビューはネタバレを含みます

泣くにきまってる。

・エリックがデクスターの母親に頭を撫でられ、初めて「母親の愛」というものを知るシーン。

・起きたとき真っ暗闇になるのが怖いというデクスターにエリックが自分の靴を渡すシーン。

・デクスターの母親がエリックの母親に怒りをぶつけるシーン。

・エリックが最後に靴を交換するシーン。
・そして川に流すシーン。

計4.5回涙を流しました。
ー感想ー
はぁ。やっぱり泣くやつでしたか。

子供が純粋であることの良さがこれでもかというほど伝わってきます。エイズに対して間違った認識を持ち、強い差別が根付いていた時代でも子供は大人よりも正しいことにすぐ気づけるんですね。

素晴らしい、でも怖い。
間違った認識のまま大人になってしまうとその考えを変えることは難しいですもんね(父の中国人韓国人に対する偏見のように、、)

「死んだ人間がどこに行くかは医者にもわからない。どうか宇宙に行かないで!宇宙の果てに行ってしまったなら、あのコンバースがめちゃくちゃ臭いことを祈ります。」
↑観た人にはわかる雑な感想



ー考察ー
「差別をなくすために」
差別をなくすのに1番有効だと考えられるのが教育です。ですが、今現在認知されている差別に焦点を当てるだけではこの世から差別が無くなるとは到底思えません。
そこで!子供のスポンジのように柔らかい頭を利用するのです。差別に対して気づく力を身につけさせるための道徳教育を行えば、大人が気づいていないことに対しても子供が疑問視できたり、まだ確認できていない偏見、差別に気づくことができると思います。そのための授業としては今認識されている差別を教材として取り上げるのです。
子供の純粋さを利用し、それを向上させる授業の実現!それこそが今の学校教育の課題なのでは!
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