大不況下の1930年代カリフォルニアが舞台の映画です
ダンス・マラソンの賞金を獲得して、一攫千金を夢見る主人公たちですが、
努力は報われず、最終的に、拝金主義の開催者たちの思惑に飲み込まれてしまいます
この映画と同じ頃に公開された「俺たちに明日はない」も大不況下の30年代を舞台とした映画でしたが、
混沌とした70年代においては、大不況下の30年代と照らし合わせて映画制作していたように思われます
そして、原作のタイトル「廃馬は射ち殺すんでしょう？」の意味も映画の最後でやっと理解出来ました
話は変わりますが、イギリスのファッションデザイナー故アレキサンダー・マックイーン氏も自身の2004年SSコレクションで、この映画から着想を得たファッションショーを開催しており、多方面に影響を与えた作品のようです
