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バッドボーイズのbutasuのレビュー・感想・評価

バッドボーイズ(1995年製作の映画)
2.0
図々しくしゃしゃり出てくる女、待っていろと言ったのに勝手に行動する女、人の家やものを我が物顔で勝手に使ったり汚したりする女、が大嫌いである。そしてこの映画のヒロインはまさにそんな女。その時点でもう個人的には無理案件。正直このヒロインがピンチになろうがどうでも良く、興味ゼロ。よっぽど冒頭に出てきた、主人公に思いを寄せる健気な黒人女性の方が格好良くて素敵だった。あちらがヒロインだったら良かったのに。

それ以外の部分もイマイチ。タイトルから極悪警察がやりたい放題やる話かと思ったら全然そんなことはない。多少恫喝したりはするが、割とまともで地道な捜査。良い人感がにじみ出てるし。敵のスケールも何だか小さい。アクション映画の割にそれほど面白いアクションもなかった。

終盤は敵の取引現場に乗り込んでいって皆殺し。こういうときって一斉検挙とかじゃないのか。皆殺しが正解なの?だからバッドボーイズってか?意図して皆殺しにしているならバッドだが、「結果的に」なので全然バッド感はない。そのくせボスに対してだけ急に殺すかどうかの葛藤シーンとかが入る。いやいや。
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