Haruna

ラースと、その彼女のHarunaのレビュー・感想・評価

ラースと、その彼女(2007年製作の映画)
4.0
友だちが昔観たことがある、
とDVDを買う時に教えてくれた作品。
地元のTSUTAYAにはなかったので
見つけた瞬間、即借りました。笑

主人公のラースはラブドールを恋人として迎え入れる。
最初は周りの人たちも戸惑い変人を見るような目で見ていたけど…

パッと見はラブドールのビアンカを通して主人公が気持ちの整理をつけていき、ゆっくりと病気?を克服するように見える。
けど、ほんとに変わっていったのは周りの人たち。
彼女やラースと関わることで、周りが優しい気持ちを持って接するようになっていってる。受け入れていってる。

小さい街だからこそ
ご近所の人たちの協力や優しさがあり
主人公は徐々に自分を見つけていくことができたんだろうなぁ。
特に義姉の優しさあってだと思う。
それと同僚の女の子ね。

映画を観てるとラブドールが段々と本物の人間に見えてくるからほんとに不思議。
最後のお葬式のシーンなんてまさに…!
観てる自分までも悲しい気持ちになってきたもん。

ラースが徐々に薄着になってきたのも
季節が暖かくなったというのと
病気?を克服していった過程と被るなぁ。

そもそも、ラース自身がとてつもなく優しい人だった。
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