一般的に「傑作!」と呼べるタイプの作品ではないかもしれませんが、個人的にタイミングがよかった!
やっぱりまずはライアン・レイノルズ。
もうこの時点でデッド・プールだったんかい‼️
出てきた瞬間、うおおおお!
今作ではキャラとしてあまり魅力的ではないかもしれませんが、これが後に『デッドプール』に繋がるのかあと思うとワクワクピカピカしながら観れました。一昨日『名探偵ピカチュウ』を観たピカ。
ウルヴァリン役で飛躍を遂げるヒュー・ジャックマンも含め、そういうメタ的な“前日譚”として思わず頬が緩んでしまう。
この映画はあくまでウルヴァリンの話。
『X-MEN』シリーズの持つテーマ性を排し、整合性も無視しながら、1人の男について掘り下げた語り口は成功しているように感じた。
本筋とは明らかな矛盾が生じているのに、その『X-MEN』自体の厚みが増したような感覚。
やはり『X-MEN』シリーズはキャラの掘り下げが足りないのだと思う。
映画『デッド・プール』と、このデッド・プールは別物なのにワクワクした。
この『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』みたいに、他の映画が面白くなるような作品って素敵。