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博徒七人の一のレビュー・感想・評価

博徒七人(1966年製作の映画)
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障碍者7人横並びで登場し次々スポットが当たっていくタイトルバックが普通にアガる。話はオーソドックス。背中に瘤のある小松方正がピョーンと飛び上がってナイフを投げる(ように見せている)アクションは意外性あって笑う。キュートな片足の山本麟一、善人遠藤辰夫も意外だが、偉そうな酔いどれドクター西村晃と悔し顔が素敵な悪人金子信雄はいつも通り。最後に金子信雄が浅瀬で細長い流木を拾い上げて構えたときは『北国の帝王』のアーネスト・ボーグナインみたいだ!と思ったがすぐ倒されていた。
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