はんそく負け

眠狂四郎 勝負のはんそく負けのレビュー・感想・評価

眠狂四郎 勝負(1964年製作の映画)
5.0
再見。シリーズ2作目。まず会話が面白い。皮肉や軽口を交えて本音を言う感覚がいじらしいというべきなのかな。また単なる一場面だと思っていたものが実は狂四郎の覗き見だった、という箇所がいくつかある。彼の抜け目のなさが表れていて本当に巧い部分だと思う。随所に「冬」を感じられるのも嬉しい。

余談。3年前に鑑賞して以来本作が人生ベストの地位を確立してしまった。今回ようやくスクリーンで見られて嬉しい。