大林とか相米とかの変なところが全くない、70年代が舞台だが当然藤田敏八が当時撮っていたような感じでもない、ほんとにまっすぐで、オーソドックスで、かつちゃんと掛け替えのない“青春映画”。でもってそんな…
>>続きを読む冷めたカメラと盛り上がり過ぎない青春が心地いい。
高校生の人生において一瞬のような時間、だけど一番輝かしい時間がたしかに刻まれていて、冒頭の廃墟と化したボート小屋との対比で泣ける。
過ぎゆく時間を引…
スポコンの盛り上がりどころを敢えて外したスタイルに一旦鼻白んだが、気がつけば数日後にリピートしてしまった。
70年代に対するノスタルジーと、90年代に対するノスタルジーの自乗。
「30になったら、4…
女子ボート部に高校時代をかけた青春物語。実話だけあって女の子の気持ちの揺らめきが細やかに描写されている。初主演の田中麗奈の素人ぽい瑞々しさは尊い。大好きな町、松山市が舞台で、瀬戸内の島陰ときらめく水…
>>続きを読む知り合いのウディアレン大好きおじさんに愛媛県の映画はあるか、と聞いたら今作を勧められたのでDVDを取り寄せて鑑賞。
学校でのシーンや、友人との会話、心にしまっていた思い。想像以上にベタベタの青春ド…
とても瑞々しく、後味も爽やかな青春もの。
ボートに魅せられそこに全力で打ち込む姿。これはやはり部活を経験している人は誰でも共感できる物語だ。
何事も一直線な悦子がメンバーを集める過程。
そしてボ…