銀のしずく

懺悔の銀のしずくのレビュー・感想・評価

懺悔(1984年製作の映画)
4.0
始めのうちは、ユーモラスでわけのわからないような展開で進む。次第にシュールな場面は登場人物の心のイメージとして捉えればいいのだということがわかってくると、俄然わかりやすくなる。と同時に物語はシリアスになっていく。

ペレストロイカ期のソ連という時代性が濃厚だが、中世的な描写もあり、人の心の普遍性がやや古い感じの味わいの映像で描かれている。