能戸淳

いつかギラギラする日の能戸淳のレビュー・感想・評価

いつかギラギラする日(1992年製作の映画)
5.0
Amazonプライムビデオで視聴。

監督はあの深作欣二さん、
演ずる方々は、
ショーケンこと萩原健一さん、今ではすっかり頼れる大人のいい男になっている木村一八さん、荻野目慶子さんが中心のメンバー。
そして脇を固めるのは、石橋蓮司さん、多岐川裕美さん、原田芳雄さん、千葉真一さんといった名優の方々。
このメンバーでアクション映画・・・まさにヤバすぎる作品だったわけ!

ざっくりストーリーは、北海道でショーケン、千葉真一さん、石橋蓮司さんらが木村一八さんと組んで輸送車から現金を強奪するんだけど、強奪した金額が見積もりより少ない上に仲間割れ。
そこからヤクザ、警察を巻き込んでハンパない現金争奪戦が繰り広げられる・・・って感じ。

もうね、スピード感がハンパないだんよね、まさにスゲーの一言だ。
特に当初千葉真一さんの恋人役で登場し木村一八さんと裏でつながっていた荻野目慶子さんがトンデモナイ狂気を魅せるのが映画的に素晴らしい。
この荻野目慶子さんはプライベートでいろいろあった後にこの作品に出演したらしいけど、この作品に出演した後には深作欣二監督ともいろいろあったみたいで、その狂気の演技はその影響もあったのではないかと・・・は僕の勝手な推測。

ホント、観てくださいこの日本のアクション映画の金字塔的な作品を。
80年代、90年代と、日本映画を観てこなかった自分の十代二十代を改めて後悔したね!
能戸淳

能戸淳