土の中からこんにちは太郎さん

ウィッカーマンの土の中からこんにちは太郎さんのレビュー・感想・評価

ウィッカーマン(2006年製作の映画)
1.5
"ミッドサマー"の元ネタのひとつの「じゃないほう」のやつ

ゲロクソ映画だった
絶妙に怖くない
ちゃんと1/1スケールのウィッカーマン作ってそうな分だけ残念
ニコラス・ケイジ氏をはじめとする出演者のやる気の無い演技がドイヒー
編集も脚本も雑
音楽も盛り上げ下手
最初から最後まで展開上必要な場面の羅列だけで進み、物語の要である謎の究明に迫る後半からその酷さが加速する

ニコラス・ケイジ氏の走り方のやる気の無さとカメラワークの気の利かなさっぷりが、PSのバイオハザード2のプレイ動画(下手プレイヤーのUP動画)っぽい
無意味に視点を変える変える
視覚、聴覚、観客の関心を逐一削るセンスが随所に散りばめられていて、観客を『どうでもいい』の極地へと誘う
虚無を感じた
そんな虚無な時に、ちゃんとスタッフさん達が頑張って作ってそうなウィッカーマンが火に巻かれるのをまざまざと見せつけられる
頑張り=結果に繋がらない現実だけを強烈に印象付けて、ライミ版"スパイダーマン"の隙間にちょろっとお仕事してるジェームズ・フランコ氏が出て幕…
当時既にキャリアを積んでるジェームズ・フランコをこんなちょい役で…
本当になんなんだよこの映画…
端から端まで全部糞だぞ