ロアー

コンフェッションのロアーのレビュー・感想・評価

コンフェッション(2002年製作の映画)
3.6
数々の人気大衆娯楽番組を考案し、プロデューサー兼司会者として人気を築いたチャック・バリス。しかしその裏の顔はCIAの殺し屋だった・・・という本人の自伝を元にした映画。映画ではスパイだったという形で描かれてるけど、実際は全部想像で書いたフィクションだったとか???

ヒゲ眼鏡からトレンチコート、そしてマッパのお尻。
TV司会者の陽気な顔からスパイとしてのクールな一面。
ヘラヘラした笑顔から二重生活に苦悩する泣き顔。
こんないろんなサムロを一度に見せてもらっていいんですか?いいんですね!あざっす!って思わず言いたくなるような、サムロ・アラカルトでお腹いっぱいになる映画でした。
お尻の穴にマイクロフィルム突っ込むサムロが観れるのはこの映画だけ!wwダンスもあるよ!
いやもうホント、サムロの演技の幅と深さに大満足する映画でした。

途中でジョージ・クルーニー出てきておや?って思ったら、これジョージ・クルーニー監督兼出演でしたよ。考えてみればジョージが好きそうな内容だし、道理でっていう豪華な出演陣。女スパイとしてジュリア・ロバーツも出てくるし、サムロの彼女はドリュー・バリモアだし、何よりブラピとマットデの贅沢な使い方ww

ジュリアの赤い口紅がめっちゃかっこよかったなぁ~♥
最後のジュリアとサムロのシーン、展開は読めたもののサムロがクールでしびれました。好き♥

このチャックさんって人は全然知らなかったんですけど、考案した番組は「のど自慢」とか「新婚さんいらっしゃい」みたいな内容で、確実に日本のTVにも影響を与えた人なんじゃないかと思いました。つまり日本で言えば、桂文枝さんが実は国際スパイだったとか、そんなぶっ飛んだ話です。
デート番組のカップルに景品として進呈される海外旅行が、実はチャックが任務を遂行するためのカモフラージュだとか・・・もう、わお。
スパイの話、実は本当で、政府の圧力で「全部想像でした~」って言って、撤回させられた~とかだったりしないかなぁ・・・
ロアー

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