やすたか

アーサー・クリスマスの大冒険のやすたかのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

子どもに観せられる最高のサンタクロース物語!

この作品で泣けたシーンはふたつ。
ひとつは三世代のサンタ親子が最後のプレゼント配達先となったグウェンの喜ぶ姿を見届けているところ。そのときのアーサーの笑顔と本物のサンタクロースの優しさにぐっときました。

ふたつ目は、意外にも、そのすぐ後のエンドロールです。
このエンドロールでは、サンタ一家やラッピング妖精達のその後が紹介されています。丁度、実話を元にした映画(『ロード・オブ・ドッグタウン』とか『アルゴ』とか)で良くある、モデルとなった実在する人々がその後どんな人生を歩んだかを紹介するやつです。
で、この演出というのはまずファンタジーでやる(できる)はずがありません。なぜなら登場人物は全員架空の存在だからです。
にも関わらずこの演出を採用したのは、製作者側がこの映画を観た子供に「サンタクロースが架空の存在ではない」ことを示唆したかったからではなかろうか。この映画を作った人達は子供達に「サンタはいるんだよ(彼らだよ)」と本気で伝えているのではなかろうか。。
この演出の意図に気付いた瞬間、思わずうるっときてしまいました。