「サンタさん、どうやったら一晩で世界中を周れるんですか?」などなど沢山の質問と欲しい物を書いた手紙をある少女はポストに投函した。
その沢山の謎の答えは100万人の妖精によるハイテク技術で成り立っていたが、それでも小さなミスは起こるもので…。
アーサークリスマス(ウエンツ瑛士)サンタに手紙を送ってくる子供達に返事を書くのが仕事。モジャモジャのクリスマス用スリッパを履いている。
スティーヴ(大塚芳忠)しっかりしておりシステムコントロールを支持している次期サンタ候補。緑と赤の服だが自衛隊っぽい。
マルコム(石田圭祐)現役のサンタ。アーサー、スティーヴの父親。
おじいサンタ(緒方賢一)旧式ソリ、トナカイの時代に活躍した136歳の引退したサンタだがお喋りで元気いっぱい。
ブライオニー(瑚海 みどり)妖精。テープ3切れで何でもつつむラッピングのプロ。
ピーター(浪川大輔)スティーヴの側にいつもいる妖精。
マーガレット(小宮和枝)マルコムの妻。夫の引退を望んでいる。
グウェン(佐々木リオ)サンタに手紙を送った少女。
アーニー(浦山迅)過去通信部長を務めたジジイでおじいサンタの友人。
字幕にはX-MENに出てるジェームズマカヴォイ、パイレーツに出てるビルナイ、ブリジットジョーンズの日記に出てるジムブロードベント、ハリーポッターに出てるイメルダスタウントンなども出てて結構豪華だけど私は吹き替えのがオススメです。
沢山の妖精がテキパキとミッションインポッシブルのようなシーンがまず凄くワクワク楽しい!って思いました。
北極の地下、クリスマスすごろくのコマ、魔法の粉、海の一角獣、アザラシ、ライオン、リス、自転車、エリザベスカラー、宇宙人、なんかも印象的。
砂浜、海、オーロラ、宇宙船ソリなどの映像美にも見入る。
モンスターズインクっぽ〜いって一瞬だけ思うシーンあり。
妖精やアーサーの方が思いやりも責任感もある感じがした。マルコムやスティーヴってサンタって名前だけの飾り物、目立ちたがり屋にしか見えなかったな、前半特に。
でもでも!最後まで見れば、すっごい素敵な話しで優しさと夢に溢れてるので是非是非家族で見て欲しい。
個人的にはラッピングが上手いブライオニーが私は好きでした。