モルグ街の殺人に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『モルグ街の殺人』に投稿された感想・評価

Jimmy

Jimmyの感想・評価

2.8

シネマヴェーラ渋谷で鑑賞。

原作エドガー・アラン・ポーのハリウッド怪奇映画。
ロバート・フローレー監督作品。

ゴリラの血を人間に注射する実験を繰り返しては、若い女性を次々と殺してしまうミラクル博…

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ドイツ人VSイタリア人VSデンマーク人の言い合い、とか、パスタが入ったフライパンをずっと持ったまま喋る医学生(の友人?)とか、屋敷の屋根上のセットとか、ところどころ見てて楽しかった。
な

なの感想・評価

3.6
最初から猿が登場しちゃうくらいに、原作脚色。推理要素を殆ど省いて、その余白に色々な映画の要素混ぜた感じ。面白い。

なにより、セットや、美術が素晴らしくて好き。

みんな大好きルゴシ、短い尺ありがたい。
モルグ=死体
狂気の科学者ミラクル博士は見世物小屋で知能の高いゴリラの血を人間の静脈に注射する実験を繰り返す。
順応出来ない女性達は次々と死んでいき水死体とな…

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何か既視感が…何だろう…。

そうだカリガリ博士だ。全体を通して、カリガリ臭が漂う。

原作はカリガリ博士より遥か以前(1841年)に上梓されているので、ストーリー的には、このモルグ街の殺人に少なか…

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「蓮實重彦セレクション ハリウッド映画史講義」にて

寝不足で爆睡してしまった。

1932年の作品だ。シャーロックホームズの「這う男」もそうだが、当時は猿の血を人間に注射すると人間が猿化するという話がある程度真実味を持っていた時代なんだろう。科学的な情報が浸透していなかった時代背…

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ラストの屋根のシーンどうやって撮ってるの!!??ロケなんて出来た!?セット!?すっごいね!
映画館で観れてよかった。
ベラルゴシ怖い。
言語を巡る言い合いにはキャラクターが出てて笑えた。

ドイツ人イタリア人スウェーデン人の牧歌的な三つ巴に失笑しながらもサーカスや事件現場の近所の住人の顔顔顔のインパクトで中和。締まりはないけど、多幸感溢れるピクニックや雰囲気あるパリセット、それなりにダ…

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原作が好きだったので映画にするとどうなるんだろうと思って鑑賞、オカルト映画になっててビックリした 騒めく集団の描き方がフリッツラングのメトロポリスみたいですごく好きだった(一拍おいて人々の限りなく静…

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