画面の色合いや質感、風呂で叩いたかのように響くパーカッションや音楽、バリエーション豊かなロン毛の悪役達にデ・ニーロのひげの形など、まさにこれぞ90年代!を代表するクライムアクション映画ですね。
前半の長い準備段階からついに、その道のプロVSその道のプロという二大スターの対決に振り切り出したあの瞬間のゾクゾク感はたまりません。
途中でニール(デ・ニーロ)を逮捕できるチャンスの時、すべてを台無しにするレベルのうっかりミスをした捜査官の気まずそうにコンテナを降りる様子は何度見ても、うわぁ…と同情してしまいます。