パチーノ卿VSデニーロ様。それが燃え上がらないわけがないじゃないですか。熱過ぎるんですよ全くね。
何でだろうか。僕が人相の悪いお方達に惹かれてしまうのは。彼らの演じる人物達にも、心が焦がされちまうよ…あたしゃ。
僕の中で、今や"燃えたぎる様に熱い人"は絶滅危惧種なのではないかと思っているのです。だから、良くも悪くも"熱い人"に恋い焦がれてしまうんではなかろうか。
"ヤバい暮らしには身一つが一番。いざって時は30秒フラットで高飛びできるように、面倒な関わりを持つな。"
by ニール
"苦悩は僕だけのもの。その孤独な想いが、仕事への緊張感を保つ。"
by ヴィンセント
"俺は辛抱の神様さ。"
by 保護観察?の男
"俺にはスリルが魅力でね。"
by チェリト
こんなセリフ。さら〜っと言えるかぁ〜いっ!!聞いてるこっちが恥ずかしなるわぁ。でも、好きやでぇ〜い。
犯罪に熱い男と正義に熱い男のデッドヒート。追跡されたら追跡し返す。そこにあるのは、愛ではなく。己のプライドだけ。
…の方が観やすかった気がする。
合間に入ってくる、恋愛やら夫婦関係やらが冷却装置になってるのだよ。勿論、それぞれのキャラに深みを持たせる為にゃ必要なんやけど。
長いよ〜っ!!監督さんっ…。もっと、コンパクトにまとめなきゃ。
個人的には、硝煙と副流煙に塗れた漢臭いストーリーのみを期待してたかなぁ。
そう…なんだかんだ。ヴィンセントもコールもクールぶってんのに、心捨てきれておまへんや〜ん!!って感じがするのよ。そんな彼らやからこそ、ついていきたいなぁ〜とも思えるんやけど。
いやぁ〜、見事なまでに90年代が詰ってた作品だよねぇ。ストーリーの展開に音楽に💞
もっと書きたいことあったはずやのに…途中で冷めてもうたわ。120分超えの作品は体力削られてもうて、指の動きが悪〜ござ〜ますわぁ。
誰だっ!?ブラックのカップにカフェ・オ・レなんて入れたヤツはっ!!
Cast(役者·キャラ) 4
Story(物語) 3
Architecture(構成) 2.5
Picture(画) 3
Acoustic (音) 4.5
23-38