phage

ヒートのphageのネタバレレビュー・内容・結末

ヒート(1995年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ニール(デニーロ)率いる強盗団vsヴィンセント(アルパチーノ)筆頭とした警察、を描いた大作。実際の銃撃音を音源としたリアルで迫力あるドンパチ、主要キャラの背景心情を掘り下げた深みのある描写、そして名優2人共演というロマン。
強盗団リーダーであるニールは言う、30秒フラットで高飛びできるように面倒な関わりを持つな。一方担当警部補ヴィンセントは言う、苦悩は僕だけのもの、その孤独な想いが仕事への緊張感を保つ。2人は相反する組織にいながら、甘えを捨て孤独を貫くことが仕事(犯罪/捜査)を行うことで重要と考えている。だからこそ2人はコーヒー片手に会話するシーンで似たもの同士であることを感じる…。最初から最後まで格好いいデニーロからは、お前は既に死人だってことだ、だから言ったろもうムショには戻らんと、etcなど終始格好いい名言が飛び出す。3時間弱と長めではあるが、飽きずに見られる見どころ満載の作品でした。
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