間違いなくデ・ニーロ&パチーノ史上最高にカッコイイ映画。
永遠のように感じる静寂と緊張。そしてそこに響き渡る銃声音と飛び散る血。
これでテンション上がらない男が何処にいるんですか?
デ・ニーロとパチーノ、2人が顔を合わせたのがまるで試合開始のゴングかの様に始まるド派手な銃撃戦の連続。
ラスト1時間は怒涛の責めたてで鑑賞後は興奮や悲哀、様々な思いで胸がアツくなりました。
・・・・・っとここまで褒めちぎってきたんですけどもぉ〜、不満点は山ほどあってですね(笑)
前述した通り2人が顔を合わせてからの流れは本当に凄まじいものでした。ですが、そこまでの1時間半はどうだったかと言うと…、正直あんまり面白くありませんでした😰
無駄な演出が多すぎるんですよね。「え、このシーンって物語に直接関係ある?」って思う様な場面があったり、やたらに長ったるいドラマパートが見ていて非常に退屈… パチーノやデニーロでさえそう感じちゃった訳ですから、他の俳優が演じてたら本当にどうなってたことやら!
ダークナイトの元ネタということで今回鑑賞したんですが、会話劇の下手さに退屈しちゃった反面、構成に語り継がれるだけの圧巻の銃撃シーンに興奮しちゃったりと、良い悪いがハッキリしすぎてなかなか点数が付けづらい作品です(笑)