ヒートのネタバレレビュー・内容・結末

「ヒート」に投稿されたネタバレ・内容・結末

悪役デニーロを追う刑事のアル・パチーノと名優な配役の為、鑑賞。

悪役目線で見ていたので、切れ者の割にロスのど真ん中で殺るドンパチには多少退きはしたが、裏切り者に報復する姿は漢であった。

デニーロは彼女と逃げることも出来たのにそれを選択せず、ラストは死を覚悟で直接対決、更に漢を魅せた。
銃撃戦の緊迫感と、ふたりの腹の探り合い・駆け引きが堪らない。向かい合ってコーヒーを飲むところ、危険を察知して銀行強盗を中止するところがすき。最後の銃撃戦、影が一瞬ヴィンセントにさしたのに気づいて先に発砲するシーンの演出が良かったなぁ。
午後ロー吹き替え

最後、ふたりがあんな形で手を握り合うとは思わず…こんな関係もあるんだな…と思ってとても感慨深かった
内容もハードで時間的にも長いお話だったけど、あっという間だったのは私の中では珍しい作品かもしれない


・アメリカン
・ネオン青
・合成感
・アボカド
・パチーノ派だけど
・これはデニーロ派
ああ、これはたまらないですね。

特に、ヴィンセント(アルパチーノ)とニール(ロバートデニーロ)がコーヒー飲むところの会話から、ラストまでがすごい。

すべてを捨てて、30秒で姿を消すルールもクールだ。よく仲間の一人が欲を出して指示を守らず失敗するパターンとかあるけれど、これはそんなアホ集団ではなくて良かった。ニールの頭の良さとヴィンセントの勘の良さがすごい。

マイケルマンは、こんな話が上手いですね。悪なりのプロ意識みたいなとことか、男と男の友情みたいなのとか、ラストの切なさとか、残された女性とか。

シャーリーンがクリスを逃がして、警官に口を割らなかったシーンは、パブリックエネミーのマリオンコティヤールを思い出した。
マイケルマンの描く女性は、いつも切ない…。

(いや、例外もある。マイアミバイスは珍しくハッピーだったけど、あれはマイケルマンらしくない(笑)。テレビドラマの企画ものだったから、やむを得ず??だったのね??と思ってる(笑))

私は、マイケルマンの音響や映像のセンスも好み。

音響は、銃声の音が乾いてる感じがイイですよねぇ。

映像もクール!特に青い光の玉ボケを多用。コラテラルの時もそうだったけど、何故か、東京砂漠とか、ブルーライトヨコハマとか、昭和歌謡のワードが頭に浮かんでしまう(笑)。

あと、今作も、車にコンテナに、プツプツ穴を開けまくってましたね。

マイケルマンは、コラテラルも、パブリックエネミーも好きだけど、これらより先にヒートが作られているんだから、後の作品が逆にヒートからの流れをくんでいるということだね、今考えると。
元のメイドインLAというのも、いつか見てみたいものだ。

今作は3組の男女のストーリーがあったし、見応えも3作分くらいのボリュームがあった気がする。お腹いっぱい!

お気に入りの作品が増えました。
午後ロー、サンクス!
ニール(デニーロ)率いる強盗団vsヴィンセント(アルパチーノ)筆頭とした警察、を描いた大作。実際の銃撃音を音源としたリアルで迫力あるドンパチ、主要キャラの背景心情を掘り下げた深みのある描写、そして名優2人共演というロマン。
強盗団リーダーであるニールは言う、30秒フラットで高飛びできるように面倒な関わりを持つな。一方担当警部補ヴィンセントは言う、苦悩は僕だけのもの、その孤独な想いが仕事への緊張感を保つ。2人は相反する組織にいながら、甘えを捨て孤独を貫くことが仕事(犯罪/捜査)を行うことで重要と考えている。だからこそ2人はコーヒー片手に会話するシーンで似たもの同士であることを感じる…。最初から最後まで格好いいデニーロからは、お前は既に死人だってことだ、だから言ったろもうムショには戻らんと、etcなど終始格好いい名言が飛び出す。3時間弱と長めではあるが、飽きずに見られる見どころ満載の作品でした。
テレ東の午後ロードにて初観賞。あまり見ないジャンルだが、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロということで期待。ヴァル・キルマー(「トップガン」のアイスマン役)も出てきてさらに期待。

銃撃戦は迫力満点で映画史上でも屈指。さすが全て本物の音を当てたというだけある。
その後に来る、ヴァル・キルマーと恋人役のアシュレイ・ジャッドの別れのシーンは、この映画のクライマックス。たった一振りのサインに全ての想いを託した静かな演出・演技が素晴らしい。このシーンだけでも見る価値がある。

ロン毛を後ろで縛っているヴァル・キルマーがとにかくクール。鉄砲玉のような危険な香りのする若い犯罪者役で、最初は感情が希薄な印象なのだが、上記のサインを見た瞬間のフッと瞳に悲しみがよぎる演技、素晴らしかった。

惜しむらくは、上記シーンがクライマックスと述べた通り、それ以降の展開が大して印象に残らない点。デ・ニーロの敵討ち、デ・ニーロと恋人との別れ、最期のタイマン、どれも意外性があまりなく感動もあまり……そのせいで尻すぼみ感が拭えない。
特に二大俳優による最後のタイマンは、本来であれば本作最大の見せ場にならなければいけないはずだが、光を使った古典的というかなんというかな決着に。白黒映画じゃないんだからさ。

written by K.
<孤独な男を演じる名優二人、その生きざまに酔う映画>

パチーノとデ・ニーロ、名優二人が演じるのは仕事に憑かれた孤独な男で、その生きざま、カッコ良さに酔う映画。
家族の支えより孤独が俺を支えているといった風なヴィンセント(パチーノ)と、やっと運命の人に出会って年甲斐もなくロマンチストになっていくニール(デ・ニーロ)。
死人の世界にいるようでどうしても未来が見えないヴィンセントと、やっと前向きな人生が見え始めたニール。
どうしてもニールに肩入れしてしまうが、ヴィンセントが見せる悲哀一杯の表情も捨てがたい。
結末はハードボイルド、ラストシーンの握手は不要かなという気はするが、互いに仕事を成し遂げた達成感のようなものかと解する。
映画冒頭で、強盗仲間のイザコザとか、その家族関係とか、枝葉末節な事柄を丁寧すぎるくらいに描き込んでいるので、むしろ混乱を招き、冗長に過ぎるというのが、本作への苦言である。
と言っても、パチーノ&デ・ニーロの初共演作であり、その対決シーンの緊張感と、凄すぎる銃撃戦をもって、傑作であることに変わりはない。
※映画のあらすじは『偏愛的映画案内』をご覧ください。
https://henaieiga.net
バッググラウンドを知っている人間たちの物語は、そこに見えているものだけが、真実じゃなくなる。

この瞬間、何を思っているのか想像して観ていたら、銃撃戦のシーンなのに、なんか涙でたよ。


全てうまくいく。信じてくれ。

首を締め付けられるような感じ。

ほんとにすごい映画。
絶対にまた観たい。
>|