ジョージ・A・ロメロ監督への追悼の意を込めて鑑賞。
5話からなるオムニバスホラーだが、どの話も『大人向けのお伽話』の様なテイストでとても楽しい!(ある話を除いては)
特殊効果にトム・サヴィーニが参加しているので、ゾンビや死体の描写はなかなかの迫力。
本人もチョイ役で登場してるし。
珍しくも第2話の主人公をスティーブン・キング氏が演じていたり(コレがなかなか上手い)、『裸のガンを持つ男』レスリー・ニールセンが最低な役で登場したりと、キャスティングもとても面白い。
『クリープショー』という、架空のホラー漫画雑誌になぞらえて、アニメーションと実写が融合する描写も観ていてとても楽しかった。
(ある話を除いては)
特に、前述したレスリー・ニールセンが登場する第3話と、いち夫としてとても共感できる第4話は個人的に大好きな話。
……でも”あの話”だけはどうしてもダメ!
あんなに大量に”ヤツら”が出てくると、もう直視出来ない!!!
本当に私、”アレ”が苦手なんです…(>_<)
ただ、良識ぶってホラー自体を『低俗だ!』と決めつける奴らへのカウンターとして、『やってやろう!』という監督の意気込みはとても伝わってくる。
本当に痛いほど分かるよ…うん。
でもくどい様だが、”アレ”さえ無ければとても楽しい作品。