ユートスカイウォーカー

イーオン・フラックスのユートスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

イーオン・フラックス(2005年製作の映画)
3.5
ユートピア型ディストピアなSF。
大好物なジャンルの一つ。

また、シャーリーズ・セロン初のハードアクション!

シャーリーズ・セロンはこの役をこなすために毎日5時間のトレーニングを積んだらしい!
もしかしたらフュリオサ大隊長の原点はここにあるのかも知れない!(役全然違うけど!)
ピッチピチの衣装がシャーリーズ・セロンのスタイルの良さを最高に引き出す!


2011年、死のウイルスの発生により人類は絶滅の危機に瀕していた。
科学者であるグッドチャイルドが開発したワクチンによって500万人が生き延び、ウイルスが届かない、壁の中の都市での生活を余儀なくされた。

時は流れて2415年。
壁の中の都市ブレーニャは、グッドチャイルド一族が設立した政府の管理下によって、一見飢えも病気も戦争もない完全なユートピアとなっていた。
しかしそれは表の顔で、陰で渦巻く政府の陰謀に人々は怯え、悲しみを隠して生活していた。
本作は反政府組織モニカンの戦士、イーオン・フラックスの物語である。

さすがシャーリーズ・セロン。毎日5時間のトレーニングをしただけのことはある。
スタントやVFXを使えど、ちょっとした走る姿や組手のアクションなんか本当にキレがいい。

それにしてもこのイーオンだけど、ユートピア型ディストピアにおける反政府組織の戦士として教科書のようなキャラクターだ。
無機質で屈強なシャーリーズ・セロンをご堪能あれ!
また本作独特の少々気味の悪いアクションも、なんだかゾクゾクして心地が良い。

無機質なんだけど生き物のようなテクノロジー、植物と一体化したテクノロジーも本作独特。
壁の中の都市ブレーニャはなかなか独創的にできている。

久々に見てオチを全く忘れていたけど、政府が隠す真実も面白かった。
少なくとも『ウルトラヴァイオレット』より面白い。

それにしてもユートピア型ディストピアってなんでいつも桜の木があるんすかね。
外人が想像するユートピアに桜の木はつきものなのかな。

あとこんなに善なマートン・チョーカシュはなかなか見れません。