テレザ

読書する女のテレザのレビュー・感想・評価

読書する女(1988年製作の映画)
3.6
全体的に色使いがビビットで可愛い。見ていて飽きない。よって映画全体の印象も◎である。
女が黙々と読書する魅惑の物語かと思いきや、まさかの朗読。
一つの声に耳を傾け、物語を聞くなんて、贅沢だ。それも、友達や恋人との雑談なんかじゃなくて、きちんと文法や修辞を練られた、背筋を伸ばされるようなテクスト。この行為には会話とは全く違う意味の快楽がある気がする。ウットリしてみたい。
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