『トリコロール🇫🇷3部作』の1作目。
テーマは『過去の愛からの自由』
これはジュリエット・ビノシュの美しさと強さを堪能する作品❣️
最初に『赤の愛』を観て、その後のこちらだったせいか、ガクッと気持ちが冷めきってしまった⤵️
私が苦手とする部分のフランス🇫🇷っぽさだけが詰まっている感じ?
高名な作曲家の夫と愛娘を自動車事故で亡くし、1人生き残ったジュリー(ビノシュ)が、落胆から死を決心するも出来ず、その後、自分に思いを寄せている夫の同僚に1夜だけ身体を許して、男を捨てパリに去る。その時の言い草もフランスらしい...情けない男と強い女。
金に不自由しないジュリーは、アパートを探して1人暮らしを始めるが、階下に住む若い娼婦の話を聞いて相談に乗ってあげる。何の関わりもないのに何故?
亡夫の同僚がジュリーに目を向けて欲しさで、マスメディアに亡くなる前に夫が作曲していた楽譜を紹介しているTVを視て、ジュリーは俄然自分が未完成部分を作曲し始める。それまでそんな素振りはなかったのに急変するのが不自然。
なんだかフランス独特のエロを入れたメロドラマでしかないようで、ちょっと興醒めしたかな?
ジュリーがカフェでアフォガードを食べたり、☕️に入れる白い角砂糖に茶色いコーヒーを角から染み込ませて行く時間の流れの描写など、監督の拘りを感じた。
想い出のあるブルー💙のガラスジュエリー💎風の吊り下がるシャンデリアがキーポイントであり、他にも青の映像は確かに統一感があり美しい✨しかしいかにも意識した風で私は今作は好みじゃなかったな〜...