トリコロール/青の愛の作品情報・感想・評価・動画配信

「トリコロール/青の愛」に投稿された感想・評価

「もう、生きがいもないわ。なにひとつ。思い出もいらない。友情も愛も私を縛る罠だわ。」

キェシロフスキ監督によるトリコロール三部作の一作目。(トリコロール=メリハリのある三色で構成された配色をさす。フランス国旗の通称である。青・自由、白・平等、赤・博愛)

青色を基調とした描写がどれも美しい。ライティングは神の技とも言えるほど。彼女の美しさが十二分に伝わってくる。プール、飾り物、どれも青という一色で構成されているが、単調でなく深みとそれに伴う悲しみを感じる。「自由」がこの作品のテーマであるわけだが、そのテーマを言葉や展開で示すのではなく、視覚、聴覚の感覚を使って掴みとって欲しいという監督の意図を感じた。

愛とは人間にとって一番大切だからこそ、人間を縛り付ける一番の柵になり得る。彼女が真の自由を手に入れることができたのかはわからない。でも、過去の愛(呪縛)から抜け出せたことは事実だろう。

音楽家の夫と最愛の娘を事故で失い、つらい過去と決別する為に全ての財産を処分、パリでの単身生活を始める女性の苦しみと救いを描く。

ぜひぜひぜひ
愛だと信じていたものからの自由
悲しみからの、責任からの自由
ビノシュがビノシュである証明みたいな映画
青色を軸にギミックに溢れている。それを楽しめるかどうか。青色をショック演出や心霊描写みたいに使うのは浅薄なんじゃないのと思った。
むしろこの映画において重要なのは黒なのではないかと。
Ken

Kenの感想・評価

3.5
2020年47本目。
主演の女の人がめちゃくちゃきれい、ジュリエットビノシュ。映像は綺麗。
ただし、音楽がひたすらに怖かった。ジュリーがふとしたときに、過去を思い出したときに、交響曲が突然流れるんだけど、怖いと思ってしまった。
悲劇的な経験をして、フラッシュバック的なものなのだろうけど、つらさとか怖さしか僕には感じれなかった。つらかった。
み

みの感想・評価

3.8
全てを失っても生きていれば人と出会うね。キラキラの青いランプほしい。
挟み込まれる協奏曲のタイミングがあんまり馴染めなかった。どっから撮ってるの?という画角が多くて結構良かった。
ぷらこ

ぷらこの感想・評価

4.0
16
シネフィルWOWOWプラス
QUENZE

QUENZEの感想・評価

3.2
トリコロールの青・白・赤3部作のうちの一つ。
ビノシュさん若い、というくらいしか感想が…。
それでもこの3部作ぜんぶ見ちゃってるほど、独特な魅力のヨーロッパ映画。
不思議。
青いタイヤ、窓から差し出す手、滑り落ちる水滴、霧向こうに光るライト、目に映る医師、冒頭のシーンの美しさよ
鼠の親子、階下の娼婦、プール。塀に手を当てて歩き魂は失っているが、目の輝きは保つジュリエット・ビノシュが素敵。冒頭から流れていたメロディがラストシーンで流れたときには涙が出る
ジュリエット・ビノシュ、この人をキャスティングした時点でこの映画は完成されたも同然。
青が美しくてスタイリッシュな映像にマッチしていて良かった。
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