製作・監督:クリント・イーストウッド、脚本:J・マイケル・ストラジンスキー、主演:アンジェリーナ・ジョリーによる、イーストウッド版「女性」映画名作。
1920年代のロサンゼルスで実際に発生したゴードン・ノースコット事件の被害者家族の実話を元に映画化された「実話」映画。
イーストウッドが大好きな題材を扱っているサスペンスドラマで、今回は「警察」が「権力は人をモンスターにさせる」クソっぷりで、「クソ喰らえ くたばるがいい」と直接アンジェリーナ・ジョリーにセリフで言わせるくらいの酷さ、理不尽さ。
からのカタルシスが気持ちよかった。
イーストウッドがずっと描き続けている「信念」映画でもあり、今作は何と言っても「アンジェリーナ・ジョリー」映画。
佇まい、シルエット、横顔、存在感、演技、ホント素晴らしく良かった。
安定の「イーストウッド」映画でした。