Clara

チェンジリングのClaraのレビュー・感想・評価

チェンジリング(2008年製作の映画)
4.3
実話×イーストウッド監督…個人的には気にいらないわけがない。脚本はJ・マイケル・ストラジンスキーだからか、単に出る幕がなかったか、珍しくイーストウッド自身は出演していないからか、なんだか新鮮。

出演者みんなの演技が良かった。入り込み過ぎたか、つい独り言が…笑 腐敗や汚職などはいつになってもなくならないものだなとしみじみ思った。人間ってのは進歩しないね。
主演のアンジーには強い女性を演じるイメージがあり、今回もそうなのだが、これまで観た作品とは違う強さを見せてくれた。主人公は女性がまだまだ弱い時代にキャリアウーマンとして働く芯の強いシングルマザー。最愛の我が子が行方不明になる中で、取り乱すこともあるが荒っぽさがなく”女性”だった。幾度も涙を流すシーンがあったが、その涙の流し方ひとつとっても、少なくとも私の中では新しいアンジーを見た気がした。強さ・女性らしさ・母の想い・聡明さが終始伝わってきた。
犯人は精神異常にしか思えなかったのだけど…実際どうだったのだろう?
どの映画でもそうだが精神病棟のシーンは苦手。現代人でよかったと心底思ってしまう。それとは反対に、裁判シーンの尋問はスッキリした。