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チェンジリングのLUKEのレビュー・感想・評価

チェンジリング(2008年製作の映画)
4.6
2022/No.338

これが実話なのがなぁと思うぐらいやるせなくて切ない。
アメリカで1920年代後半に発生した連続少年誘拐殺人事件、ゴードン・ノースコット事件の被害者による証言を元にクリント・イーストウッドが監督を務めた作品。

主演はアンジェリーナ・ジョリー(以降アンジー)で、息子が突然いなくなり、警察からあまりにも酷い扱いを受ける。全く違う子供を押し付けられ、違うと言うと育児放棄だの精神病者だのと言われ、精神病院に送られる始末。
今作、本当に警察側が憎たらしい程色々なことをひた隠しにする。見ていて腹立たしい。アンジー演じるクリスティン、ジョン・マルコビッチ演じるブリーグレイブ牧師、子供が行方不明の家族達が警察側と真っ向から戦う。
いろんな証言が出て来たり、警察側がどんどん押されていくのを見るのがどことなく爽快感すら感じた。

子供思いの母親で、戦い続けるアンジーの演技が本当に良かった。
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