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チェンジリングのsaboのレビュー・感想・評価

チェンジリング(2008年製作の映画)
3.5
観賞日2018/09/10

1928年ロサンゼルス。
電話会社で働くシングルマザーのクリスティンは、急な仕事により息子のウォルターを自宅に残し職場へ。
帰宅すると息子はいなくなっていた。
近隣を探すが見つからず、ロサンゼルス市警察へ通報する。
5ヶ月後、市警のジョーンズ警部からウォルターを保護したとの連絡がくる。
ところが駅へ迎えに行ったクリスティンの前に現れた少年は、息子ではなく別人だった。
クリスティンはその事実を訴えるも、多くのマスコミがいる体裁上親子のふりをするよう言われる。
混乱したままその少年を連れて帰るクリスティンだが、身長が息子より7cmも小さいことや身体的特徴からやはり息子ではないと結論する。
その後警察へ事実を訴えにいくが、まともにとりあってもらえず、挙げ句には『クリスティンは子供が邪魔になったので、こんな嘘をでっち上げている』とまで言われる。
クリスティンはなんとか息子の再捜査をしてもらうべく、少年が自分の息子ではないという証拠、証言を集めていく。
そんな彼女のもとに、警察の不正を追求しているブリーグレブ牧師が現れ協力を申し出る。
彼女が集めた証拠をマスコミに公表するが、今度は彼女を精神異常者として警察は強制的に精神病院へ監禁してしまう。
院内で彼女が知ったことそれは、警察の不手際や捜査ミスを隠蔽する恐ろしい手口だった。
時を同じくして、市警のレスターは不法入国の少年サンフォードを拘束し、強制送還しようとしていたが、サンフォードから驚くべき事実が明かされる。
それは多数の少年の誘拐と殺人に関する供述だった。

1920年代にロサンゼルスで実際に起きたゴードン・ノースコット事件の全容を描いた物語。

ストーリー:3.8
ビジュアル:3.6
音 楽:3.0
キ ャ ス ト :3.5
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