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チェンジリングのるのネタバレレビュー・内容・結末

チェンジリング(2008年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

真実を捻じ曲げてしまう権力って本当に恐ろしい。

事件の真相発覚後も、たまたま起こしたミスと軽々しく言ったり、体裁ばかりを意識する警官もいて…、謝罪の言葉もなく…
そんな言葉あったからといってどうなるわけでもないけど。
腐敗しきった警察が、やるせない。

確信が持てる証拠がないうちは、息子の死を受け入れられない母親…
そりゃそうだよね。
あの子は天使だ、という犯人の言葉。
1人か2人は逃げ出した、という偽息子の言葉。
同じく行方不明だった息子さんが7年越しで現れたこと。

ほんのほんの少しでも希望があれば、その希望にかけたいのは当然だし、会えなくてもどこかで元気で過ごしていてほしいと願うのが親。
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