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チェンジリングのウニのネタバレレビュー・内容・結末

チェンジリング(2008年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

実話。クリントイーストウッド監督作品。意志の強いアンジョリーナジョリー適役。不条理に立ち向かう意志の力が描かれていました。マッチョ女性編。

1920年代のアメリカにおいてはキャリアを持ち経済的に自立していても、女性はトラブルに巻き込まれた際に解決していく社会的人脈、社会的信用がなかったという。アメリカの婦人参政権が1920年ですか。

女1人だけ頑張ってもおっさまたちの間で結ばれた意外に狭い人脈には食い込めず、いろいろ損な立場に追いやられがち。
神父様という神に対する正義を遂行する人がいて本当によかった。

そして、ロス市警のおっさまたちの仕事が、悪意というより雑。女性の申し立てとか相手にせずに早く終わらせたかったという感じ。雑さという悪の凡庸さもあると思います。

今も似たようなものなので、気を引き締めて明日からの業務にあたりたいと思います。アンジョリーナジョリーさんめちゃかっこよかったです。希望という武器を胸に、意志を持って!
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