トルーマンバロウズ

チェンジリングのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

チェンジリング(2008年製作の映画)
3.9
1920年代のアメリカ、どこにでもいる普通の女性であるクリスティンの一人息子ウォルターがある日、謎の失踪を遂げてしまう‼︎
失踪からしばらく経って無事に息子が見つかったという情報を警察から得たクリスティンは息子に会いに駅に行くが、電車から降りてきた息子はどういうわけかまったくの別人だった・・・・。

アンジェリーナ・ジョリー主演の1920年代のアメリカで実際に起こった事件を基にした衝撃のサスペンス映画‼︎
当時のアメリカの警察はここまで腐っていたのかと言わんばかりの腐敗した内部の情勢や腐りきった警察などは見ていてむかついて仕方がなかった。
息子を探してと必死にお願いしているクリスティンを自分たちにとって面倒な存在だからという理由で精神病院に送り込むなどやりたい放題の警察には吐き気を催すほど不快な気分になった。
警察だけでなくそれに関係している医者や看護師なども腐りきっていて本当に腹が立った。
だがそんな圧倒的に不利な状況でもクリスティンに味方してくれる牧師さんなどちゃんと腐っていない部分もあったのは良かった。
最終的には衝撃的な事実がわかるなど、全体的にはさすがイーストウッドが監督しているだけある非常に出来の良い映画だった。
世の全ての子供のいるお母さんに見てほしい映画だった。