レンタルで題名に惹かれて手に取ったら
またまたクリント・イーストウッド監督の作品でした
チェンジリング=取り替え子
この話は実話であるらしい
母子家庭でその日は9歳の息子と出かけるはずが
母は急遽仕事が入り夕方帰宅すると
息子の姿はそこにはなかった
当時、警察は名誉や地位を守るため汚いやり方が横行していた
5ヶ月後警察は無理矢理別の子を連れて来て息子だと強引に言いきかせるのだった
我が子を間違える母親などいないのに…
母は警察に対して
「息子を探して欲しい」と再度懇願する
ここから先は本当に事実なのかと疑いたくなるような事件が起こるのだが
その事件に息子は巻き込まれたのか…
母親が自分の息子を取り戻すために
真実と向き合い必死に戦い
勝ち得たもの…
それは"希望"だった
警察に対し勇敢に戦った母親は
生きる事への勇気を与えてくれるような
素晴らしい人物であり
その母親役を演じたアンジェリーナ・ジョリーの
大きな瞳は印象的でした
当時の警察内部の実態が暴かれ
その歴史が変わる瞬間は
とても勉強になりました
またクリント・イーストウッド監督の
慈悲深い人柄がうかがえる演出もあり
愛する子供を守る母親像が際立って見えました